疑問を持って生きるとは、こういうこと

千里中央・豊中市・江坂付近の脇大輝税理士事務所、所長の「イミフ」ブログ!


スマホデータを整理していて、ずいぶんと前の新聞記事をみつけた。

記事を写真に撮っていたようだ。


こんな疑問を持って、それを見事な文章で表現した高校生がいた、

という事を1人でもいいから、知っていただければと。

『 私は昨年、学校から夏休みの課題として「税についての作文」の提出を求められた。

 この作文は全国納税貯蓄組合連合会と国税庁の共催で、全国の中高生を対象に行っている

コンクールだ。

  私は参考のため、事前にネットで公開されている過去の受賞作に目を通した。

すると消費増税に対して肯定的な意見の作品が多く見受けられた。

一方、否定的な主張の作品は探した範囲では見つからなかった。

 過去の受賞作からすると、消費増税に否定的な作品は選考段階で落とされているのだろう。

共催者からして、このような結果になるのはある意味、当然なのかもしれない。

しかし、現に政治的論争となっている問題について、どちらか一方の意見だけ優遇するのは

いかがなものか。これでは、全国の中高生を利用した政府のプロパガンダのようなものだ。

 消費増税賛成派と反対派、両方の作品を掲載するか、あるいは消費増税について触れた作品

はすべて落とすか。どうにかして公平性を担保してほしい。』

熱海亮介さんの文章。(原文まま)


この疑問に対して、大人は納得の答えを示すことができるだろうか。

自分の身の回り、世間に対して疑問を持たなくても、生活はできる。

でも、この記事を書いた彼は、有意義で充実した生活を送ることができるだろう、と思う。


できれば、彼のような人物に、この国の舵を取ってほしいと思う。

政治屋ではなく、政治家。

そして、僕は、その彼を応援することくらいしかできない。