中小企業にとって、使い勝手のいい傘はどれだろう

中小企業にとって、使い勝手のいい傘はどれだろう

中小企業にとって、使い勝手のいい傘はどれだろう

吹田市・江坂の資金繰り相談所「脇大輝税理士事務所」Wakiブログです!

御社の『メインバンク』はどこですか?

そもそも、中小企業にとってのメインバンクという意味はなんだろうか?

「最大債権者」「最大入出金銀行」「会社から一番近い銀行」「給与関係取扱銀行」

でしょうか?

それそぞれの、『メインバンク』があるのでしょう。

さて、金融機関と取引(融資)をする際に、頭に入れておくと、

「腑に落ちる」キーワード。

『銀行には日傘しかありませんよ』

どのように理解されるかは、ひとそれぞれですが、

そう思えば、理解できることもあるかもしれません。

 

官制の傘(政策公庫)には、創業期にお世話になる機会も多く、

わりと使い勝手がいいものです。

その後は、日傘を利用しつつ、「奥にしまってある雨傘」も

ときには引っ張り出して、

急激に資金繰りが悪化してきたときには、

コンビニの傘(金利が高めの・・・)を利用することがあるかもしれません。

はたまた、家の傘(個人の資金)を持ち出すことがあるかもしれません。

スピードという点からは、一番優れています。

 

いずれにせよ、中小企業の経営にとって、どんな「傘」を「いつ」準備するのか。

実に、地味で面白くはない仕事ですが、

実に、重要な仕事、といえるかもしれません。