吹田・江坂の士業相談所「脇大輝税理士事務所」ブログです。
会社の運営にあたっては「専門家」といわれる人たちと接する機会がありますね。
法人の設立時には司法書士、決算時には税理士、労務手続は社労士、万が一の弁護士など。
士業に限らずとも、コンサルタントと契約する、はたまた知人・友人など、
「その道」に詳しい人にアドバイスを求める場面はたくさんあります。
そんな場合に、「どうすれば、最大限に専門家を活用できるか」をお伝えします。
これは、「上手な聞き手」になることに尽きます。
たまに、最後(文末)まで話終わらないうちに、自分のご意見をどんどん重ねてくる方が、
いらっしゃいますが、これが、一番損するパターンです。
ご自分の考え方(価値観)があるのは、それで素晴らしいことではありますが、
自分の思いだけ伝えられればいい、というのであれば、わざわざ専門家に報酬を
払う必要はありません。
逆にいえば、「報酬の範囲内でどれだけ有用な情報を引き出すか」が重要といってもいいと思います。
それでなくとも、専門家というものは、自分の専門領域について、
「しゃべりたくて仕方がない」生き物なのです。
ですので、「上手な聞き手」になることができれば、支払った報酬以上の価値を、
手に入れることができます。
ただその前提として、
「聞きたいことを端的に伝える」
「ビジネス上の約束を守る」
「違法行為を暗に要求しない」
ということも当然にあるわけですね。
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