吹田市・江坂の税込表示相談所「脇大輝税理士事務所」Wakiブログです!
すいぶんと、間隔が開いてしまったが…
そんな事は気にせずいきましょう!
さて、今日の日経新聞。消費税の税率アップについての記事です。
『もう一つの柱は企業への対策だ。増税後に企業が一斉に商品価格を引き上げるのではなく、
増税前からなだらかに反映するようにする。
・・・中略・・・ 厳格な消費税の価格転嫁を監視する「転嫁Gメン」と呼ばれる
専門調査官の運用も見直す。
小売業者には税込みの「総額表示」を推奨する。』
最後の一文が目を引きます。
『小売業者には税込の「総額表示」を推奨する。』
スーパーなどが加盟する、日本チェーンストア協会は、総額表示に断固反対しています。
なぜか?
総額表示は「高く見える」からでしょうかね・・・
しかし、「税抜き表示」って、不誠実な表現だと思いませんか?
この「政府の推奨」に対しては今後、各種業界とバトルが繰り広げられるでしょう。
で、いつの日か「みんなで渡れば怖くない」的な、表示変更が行われるかも知れません。
抜け駆けは許さんんゾ・・・嗚呼オソロシイ
村の発想です。
スーパーの広告で近いうちにこんな広告が出るかも知れません。
『税込表示にしました!ワカリヤスイでしょ。誠実でしょ。』
今まではなんだったんだろう。
業界の正義って怖いですね。
自分の業界の『正義』って何だろう?