吹田・江坂の会計帳簿相談所「脇大輝税理士事務所」ブログです。
先輩税理士さんの言葉で忘れられない一言があります。
『むかしは、貸借が1円合わなくて徹夜したこともあった』
顔は少し自慢気です。
まあ、そういう時代があったということですね。
伝票作成して元帳に集計、決算書を作成して、税務申告書の作成。ぜんぶ手書きです。
本当に職人技ですね。
当時は、この一連の仕事(作業)こそが、税理士の最大の価値だったのかも知れません。
貸借を合わせる技でお金(報酬)が発生していたんですね。
時代は流れて・・・
会計ソフトがあれば、まがりなりにも法人の決算書まで作成できてしまいます。
手間は別として、時間をかけて調べれば、税務申告書までできますね。
では、今の時代、税理士の最大の価値は何なのでしょうか?
これはもう「税理士」という枠の中だけで考えていたのでは、答えは出ないですね。
もちろん、「税理士とは何だ?」と考えることはとても重要なことですが、
サービスを提供される側の立場にも立って考えないと、ヒントすら見つからない
ということなんでしょうね。
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