定年が無いことは本当にメリットなのだろうか

定年が無いことは本当にメリットなのだろうか

吹田・江坂の退職金規定相談所「脇大輝税理士事務所」Wakiブログです!

個人事業主、いわゆるフリーで仕事をしていると、定年がありません。

フリーの「最大のメリット」として語られる事もありますね。

果たして定年がないことって、本当にメリットなんでしょうか?

『その時になってみないとわからない』が正解ですね…

 

ではあえて、定年がないことのデメリットを挙げてみましょう。

・際限なく働くことになる可能性がある

・定年がないという意識があるため、積極的に貯蓄しない

・定年がないので退職金もない

これを総合すると、

「サラリーマン的な年齢で言うと年金をもらっている年齢だけど、

退職金もなく、そんなに貯蓄もない…」

こんな状態に陥っているかもしれませんね。(私が・・・)

 

ひとつの目安として、「小規模事業共済を毎年満額掛けられる」程度の

積み上げは必要でしょう。

7万円×12=84万円(満額)

84万円×20年=1680万円

84万円×30年=2520万円

「老後1億円説」を採用すると、全く足りませんが公的年金はまた別ですからね。

84万円をあなたの事業の「利益率」で割り戻して下さい。

そうすると「84万円掛けるのに必要な売上高」がわかります。