吹田・江坂の年調相談所「脇大輝税理士事務所」Wakiブログです!
今日は12月24日ですね。
本日のわたしくはこんな感じでリラックスモードです。
年末調整、略して年調…
給与所得者(サラリーマン)のほとんどの方は、この年調で税計算が終了します。
自分がいくらの納税をしたのか考える隙間さえ与えないこの制度。
恐ろしいですね。
税金を払っている感覚が奪われる制度です。
さて、年調で計算された税額が必ずしも正しいとは限りません。
というよりも、日本全国で普通に間違いがたくさん発生しています。
原因はなんでしょうか?
「扶養控除等申告書」の記載モレの場合が多いのでしょうか。
寡婦(寡夫)、障害者、扶養者情報など。
しかし、正しい記載がなければ「提出された書類に従って処理された」
正しい金額、ということになります。
これは、制度の不備としか言いようがありませんね。
その他、処理側での見落とし、勘違い、確認モレなどもやはりあります。
「扶養控除等申告書」
この書類↑
税の世界にいない一般の方を対象とした書類ではありません。
年末の風物詩のような感がある書類ですが、これって「専門家向け」の書類です。
いまさらの感がありますが、税理士が取り組むべきは、こういった「専門家」向けの
書類を一般の方々に説明することではなく、もっと「分かりやすい」書類や制度を
導入するような活動だと思います。
ちょっと、本題からそれましたが、年調で計算された金額は
「アヤシイ」可能性があります。
税に対する少しの興味があれば、5年分の源泉徴収票を持って、
確定申告してみましょう。
ひょっとすると、「臨時収入」があるかもしれません。
障害者、過去に婚姻歴あり、そういえば保険に入っていた、
という方は確認してみてもいいかもしれません。