税金が無いと、社会はどうなるのだろう?

税金が無いと、社会はどうなるのだろう?

吹田市・江坂の租税教室相談所「脇大輝税理士事務所」Wakiブログです!

以前「租税教室」を開催した分のアンケートが戻ってきました。

やはり「アニメ」は好評ですね。

興味のある↑方はご覧ください。

税金の無い、架空の社会を描いているのですが「税金の役割」を知ってもらうのに、良い教材です。

なんてコメントを書いてしまっては、ただの「優等生ブログ」ですよね。

中学生の段階では、まだ少し早いのでお伝えしませんが、「税金がない」=「良くない」ではないのです。

税金がなければ、あるいは少なければ、その分だけ消費に回る金額も当然に多くなります。

そうすると、一般的には消費が旺盛になり景気が上昇し、税金で手当てされなくなった分野には、

民間のサービスが提供されることも、当然にあります。

国の事業が民間に委ねられて、利便性が高まるという例は、枚挙にいとまがありません。

なので、一概に「税金がない」=「良くない社会」ではないのです。

「どのサイズの政府を望むのか」と言い換えても良いかも知れません。

 

『先生!もし税金が無ければ、その分消費に回る訳だし、

何より、無駄遣いする財源も無くなる訳だから、いいんじゃないんですか?

こんなビデオ、茶番ですよ!』

なんて、突っ込みを入れる生徒さんが出てくる日を、楽しみに待っているわけです。