吹田・江坂の経営相談所「脇大輝税理士事務所」ブログです。
暑い日にはアイスが食べたくなりますね。
「あずきバー」って、皆さんご存じでしょうか? 昔なつかしアイスですね。
井村屋株式会社さんの看板商品です。
で、この井村屋さんの商品で「スポーツようかん」なるものがあります。
スポーツ+ようかん=スポーツようかん スティック状で食べやすくなっています。
スポーツの合間の栄養補給って、普通は何でしょうか?
バナナ?チョコレート?ビスケット?おにぎり?
でも、生ものや温度管理が必要なものって使いづらいですね。
そこで、「スポーツようかん」という発想。
この発想自体は意外と普通なのかも知れません。
塩分と糖分を強めにして「嗜好」よりも「食品としての機能」を高めるというものです。
しかし、本当に着目すべき点は「売る相手を変えた」という点です。
今まで、わたしは井村屋さんの商品は「スーパー」か「コンビニ」でしか手に取ることはありませんでした。
でも、「スポーツようかん」は「スポーツ用品店」に置いてあるのです。
あずきバーやまんじゅうは、スーパーに来る買い物客(多くは家庭の主婦)しかターゲットにできません。
スポーツようかんは、アスリート、登山者、部活の青年たちもターゲットにできるのです。
我が家では、外出時に「お菓子がわりの非常食」として重宝しています。
売る相手がまったく変わっています。
これが「発想の転換」です。
「商品が売れない」ときは、一度アタマをやわらかくほぐしてあげると、ヒントが見つかるかもしれませんね。