吹田市江坂のマイナンバー相談所「脇大輝税理士事務所」Wakiブログです!
年が明けて、マイナンバーに関する業務を初めて行いました。
といっても、関与先従業員さんのマイナンバーをシステムに入力するだけの作業です。
給与年調関係の専用ソフトです。
ビックリしました。
マイナンバーを新規で入力する際に、パスワードの設定を求められ、
その後、アクセスする度に、パスワードの入力を求められます。
「マイナンバーという重要な情報」を取り扱う者の管理責任、とでも言いたげです。
しかし、しかしです。
この、給与年調のソフトの中で最も重要なデータは、間違いなく源泉徴収票のデータです。
「氏名、住所、生年月日、扶養者、所得、入退社日、支払者名、住宅ローン情報」
このデータは、パスワードを必要としません。
何の意味もない数字の羅列をパスワードで管理する一方、最重要データはパスワードなし。
マイナンバーが、万が一漏えいした場合の実害発生率は、今のところゼロ。
源泉徴収票のデータが、万が一漏えいした場合は、直ちに実害発生。
何なんだろう。これは。