消耗品と事務用品費を分けるんですか?

消耗品と事務用品費を分けるんですか?

吹田市江坂の勘定科目相談所「脇大輝税理士事務所」Wakiブログです!

使用期間半年ほどのキーボードが壊れてしまいました。

無駄に腕力(指力?)が強いので、あまりの強打に耐えかねたようです…

いや、おかしいネ。半年で?

さて、キーボードを買い替えると一般的には「消耗品」という勘定科目が登場することになってるようです。

会計ソフトなどには「事務用品費」というのもあります。

これを区別する意味がわたしにはわかりません。

今まで、先輩職員さんやGoogleさんに聞いてみたことも何度もありますが、

どうも納得できる回答を見たことがありません。

これは、会計・経理業界の悪習ですね。

それぞれの科目にもっともらしい定義をつけて、『違うものなんだからちゃんと区分しましょうね』

というように、「指導」してきた歴史があるのでしょう。

一般企業で事務用品を「事務用品費」と区分するのであれば、

例えば飲食店では「調理場用消耗品」として、病院では「診療用消耗品」として区別するべきです。

金額的にはそこそこ大きくなりますから。

「経理自由」と「重要性」を押さえていれば、損益計算書からでも有用な

情報を手に入れることができるはずです。

既存の勘定科目や会計事務所が「指導」する科目に縛られる必要はありません。

いやでも年に1回は、決算書を作成しないといけないのですから、

少しでも自社の経営に「役立つ情報 」を手にれましょう。