吹田市・江坂の士業の生業相談所「脇大輝税理士事務所」Wakiブログです!
『金の価値』上田秀人
カネの価値は、江戸時代も今も変わらず・・・
そして、「サムライ」の生き方は、当時から変わらず・・・
江戸中期。浪人の左馬介は、雇い主である商人の分銅屋仁左衛門にこう言うのだった。
『ああ。今日仕事にありつかねば、明日飢える。
そうなれば、誰でも必死に仕事を得ようといたしまする。
人足仕事ならば、少しでも親方に気にいられるよう、商家の用心棒ならば、筆が使えて当然、
算盤もできるようになるとか、少しでも他の浪人との差をつけねば生きていけませぬ。』
士業の誰もが「ドキリ」とする一節なり。