吹田・江坂のポイントカード相談所「脇大輝税理士事務所」ブログです。
前回の記事で、ポイントの本質について述べました。
最後に貯めたポイントは、常に残っているわけですから、永遠に値引きは完了しないということなんですね。
では、店舗側からみたポイントカードの意義をみてみましょう。
① 顧客情報の収集
② ポイント滅失による値引の未実現
の2点に集約されます。
①は、いわゆる「顧客の囲い込み」のためですね。DM類の発送や、来店動機の分析に有効な手段です。
最近は、新しいお店で買い物をするたびに、ポイントカードが増えていく、なんてことはありませんか?
その度にせっせと、個人情報を提供しているということです。
これは、実店舗だけでなく、ウェブ上の店舗では必須になりつつあります。
店の数だけパスワードがあったりと。
②は、前回のブログのとおりで、結局使われないままのポイントが相当数あるということです。
皆さんお持ちのカードでも、ポイントを使わないまま(というより、使えるまでポイントが貯まらない)
というものが多くあるのではないでしょうか。
ポイントカードを作る前に、「一体何パーセントの還元率なんだろう?」ということを考えてみてもいいかもしれませんね。
さて、わたくしは、ポイントカード対策として、下記のことを実行しています。
① ポイントカードの類は作らない
実際、わたしの財布にはポイントカードは1枚も入っていません。
おかげで、財布は分厚くなることはありません。
どうしても、という時(入店に必要、還元率大)はそのカードだけ持っていきます。
個人情報を提供することがほとんどないので、不要なDMがたくさん来たりすることもありません。
よっぽどお気に入りのお店があれば、ポイントカードを作ってDMなどを送ってもらうのは良いかもしれませんね。
② WEB上のポイントは有効利用する
WEB上のポイントは、当たり前ですが持ち運ぶ必要がありません。
マイレージにしても、WEB上のものですので、ポイントカード嫌いのわたしも、
マイルは勝手に貯まっていきます。
また、仕事上・趣味上本を大量に購入するのですが、アマゾンで購入するよりも、
楽天で購入すればポイントが貯まります。本は、どこで買っても同じですからね。
さて、ここまでお読みいただいて、皆さんはどのような感想を持たれたでしょうか?
「そうはいっても、ポイント欲しいもんね」という気持ちはわかります。
一方、「ポイントカードから解放された気持ちよさ」もいいものです。
一度、すべてのポイントカードを机の上に出してみて、「棚卸し」
してみるのもいいかもしれませんね。
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