想定外という便利な言葉



千里中央・豊中市・江坂付近の脇大輝税理士事務所、所長の「イミフ」ブログ!


「『想定外』という言葉によって、全ての想定がなかったことになるものではない』

日経新聞の抜粋です。

この「想定外」という言葉は、役人にとって極めて便利な言葉なのでしょう。

想定外であった、と主張すればどんな大きな事件、事故でも免責されてしまうことを

最高裁は認めてしまった。


自分の仕事にあてはめてみる。

何がしかの「予期せぬ」税額が発生してしまった。

利益額が、思わぬ方向に振れてしまった。

有利判定を誤った。

クライアントに『想定外でした』と告げれば、何もなかった事になるだろうか。

わたしたちは、そんな世界には生きてはいない。

フリーランス、小規模な会社の社長、みんな自分のやった事は自分で責任をとる世界。


だから、「想定外」が通用する世界の住人とは、話があわない。

価値観が違いすぎるのだ。

自分の責任で生きている人たちとの会話は、いつも面白い。

外にでよう。人と会おう。