吹田・江坂の節税相談所「脇大輝税理士事務所」Wakiブログです。
先日の気になった新聞記事です。
~出国税導入前に日本脱出~
「…タイに住んで約3ヵ月。同居する家族はいない。現地の暑さや辛い料理には慣れないが、
日本のテレビ番組はリアルタイムで見られるし、近くのスーパーで日本の食材も手に入る。
ゆくゆくは、どの国からも課税されない『永遠の旅人』となって、タイやマレーシア、
フィリピンを渡り歩くつもりでいる」
「…女性はシンガポールでデザインの仕事を再開した。
顧客とはネット上でやりとりしてきたので得意先も変わらず、年3千万円ほどの
売上を維持できそうだ。シンガポールでは個人の稼ぎに対する所得税も安く、
最高税率は20%と日本の半分以下だ。日本の住民税にあたる税もない。
女性の納税額はラブアンでの法人税とシンガポールでの所得税を合わせても
年150万円足らず。日本にいた時の約4分の1だ。
『節税で浮いたお金をうまく使って、アジア各国に顧客を広げたい』
女性はこう話している。」
税金の負担から逃れたいという欲求は、誰しも持っています。
しかし、「税金から逃れる」ということが、生きていく中での、
最も大切な価値観って、それはそれで面白いなと。