吹田・江坂の事業承継相談所「脇大輝税理士事務所」Wakiブログです。
先日の日経新聞で見つけた、絵本作家五味太郎さんの記事がとても興味深い。
俺も70歳になったから偉そうなことを言うけど、親しい人には礼節が必要。他人は選べるから、合わなければ付き合わなければいい。でも血のつながりは選べない。だからこそ、礼儀正しい方がいい。今、逆になってるんだよね。『親子だから分かるでしょ』って禁句だよ。親の夢を子に託す人も多いけど、子どもが気の毒だと思う。
最後の1文は、ドキッとしますね。
習い事から始まって受験、就職、結婚、住むところなど、ありとあらゆることが「親の夢の実現」
になってしまう可能性があります。
おっかさんはまだ生きてるけど、おやじも含めて質の高い親に恵まれたと思う。何にもくれなかったからね。おやじからもらったの、10万円だから。結婚の報告をしたら『これやる』って。それ以外は何ももらってない。やっぱり、自分で生きて行くのが一番良いよね
「何にもくれなかった親」について「質の高い親に恵まれた」と仰っています。
上記の引用では飛ばしていますが、父親は大学教授であったわけですから、
金銭的に貧しい家庭であったわけではないと思われます。
すごい親ですね。
ブログを書くのに、新聞を切り抜いて記事に使った後は捨ててしまいますが、
この切り抜きはずっと捨てられそうにありません・・・。
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