吹田・江坂のマイナンバー相談所「脇大輝税理士事務所」Wakiブログです。
マイナンバーの誤配が相次いでいるそうです。
この誤配自体は「簡易書留で全世帯に郵送」と決めた時点で想定済みなんでしょう。
人がやることに誤りはつきものですから。
しかし、担当相は怒ってますね。行政指導を行うんだそうです。
さて、今回の騒動?でいくつかの感想…。
① マイナンバー通知カードを日本の全世帯に郵送する費用
日本の世帯数約5200万 郵便料金430円(通常+書留)
約223億円です。
これって、特需の典型ですね。1社独占です。
しかし、短期バイトを雇って、再配達を繰り返してさて、どれほどの利益が出るのでしょうか。
そういえば、こんな求人が出ていましたね。
ちょっと、見にくいのですが、11月16日~12月9日の短期バイトです。
② 簡易書留の受け取りサイン偽造
「石川県珠洲市の珠洲郵便局で、マイナンバーを知らせる通知カードの簡易書留を
配達する際、留守宅21軒の宛名サインを、配達員が自ら書きこんで直接手渡したように
偽造していたことが分かった」
正規の郵便局員が、こんな「すぐにバレる手口」をやるとは思えません。
普通に考えれば、上記の「短期バイト」だと思うのですが…。
全国で「急造郵便配達員」に仕事をさせた訳ですから、間違いがない方が不思議でしょう。
③ 「偽造サイン」を行った理由
どうして「偽造サイン」をしたのでしょうか?
新聞にはこのように書いてありました。
『配達率を上げたかった』
そうなんだ、そうすると職場では、ずいぶんとプレッシャーを掛けられているんだな、
と思ったりするわけですが、他紙を見ると・・・
『配達を早く終えたかった』と書いてあります。
早くお家に帰りたかったのかよっ!と突っ込んでしまいそうです。
本当は、『早く配達を終えて、かつ、配達率を上げたかった』なのでしょうか?
事実は1つでも、媒体が異なると受け取られ方が異なるという典型的な例ですね。
そんなこんなのマイナンバー・・・。
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